4,5年放置していたスズキZZですが、久しぶりにエンジンをかけてみたらセルは回るがいつまで経ってもエンジンがかからない状態になってしまってました。
キックをしまくってもかからないので、ガソリンを抜いて新鮮なガソリンに入れ替えたんですが、状況は変わらず。
これは、とうとうキャブレターを清掃しないとダメな状態か・・・
ということで、キャブレター清掃をすることにしました。
手順は下記のサイトを参考にしてます。
さくっとシートを取り外します。
キャブレターはここです。
キャブレターを外す前にエアフィルターを確認してみます。
パクっ・・・・
見た目は「まだまだいけそう」ですね。
でも、指で触ってみると「サクッ」とめり込んで崩れました。
そう、加水分解してしまってました。
エアフィルターは、交換ですね。
デイトナ製のターボフィルターを入れてみました。
ノーマルは「湿式」ですが、これは「乾式」というのが選択の理由です。
やはり、加水分解して万が一キャブレターに吸い込まれたら・・・と思うと乾式にしておきたかった。
そして、キャブレターを開けてみます。
パクっ、、、
ひゃ!
想像していた最悪の状態よりはマシでしたが、鼻をつく古いガソリンとオイルの混じった臭いと、緑色のナニカにまみれたパーツが酷い有様です。
こっちも酷い状況です。
キャブレターに溜まったガソリンを抜くボルトを緩めてもガソリンが排出されなかったので、よく確認すると、見事に詰まってました。
結局、洗浄してもつまりが1回では取れず、2回開けて清掃ということになってしまいましたが、全パーツを分解して清掃しまくりました。
さて、清掃が済んだら元のように組みなおして、いざエンジンをかけます。
セルでもキックでも良いですが、ガソリンがキャブレターに溜まるまではエンジンがかからないので、ちょっと反則技をします。
エアフィルターボックスの下に過給用の穴が開いてます。
ここを手で押さえたり、ガムテープで塞いだりした状態でセルを回します。
そうすると、負圧が高まりガソリンがダバダバと出てあっという間にキャブレターに溜まります。
エンジンがかかれば作業は終了です。